報道関係各位                                           2006年6月16日 

Pinhole Blenderに35mm判登場

『ピンホール・ブレンダー 35』 7月1日一斉発売


(株)エー・パワー(埼玉県所沢市:代表取締役社長 安藤 芳浩)は、米国Pinhole Blender社(米メリーランド州ボルチモア:社長 Chris Peregoy)の新型パノラマ・ピンホールカメラ『Pinhole Blender 35』を7月1日より全国一斉発売いたします。希望小売価格は税込12,600円です。

Pinhole Blender 35は一見なんの変哲も無いクッキー缶ですが、これには0.3mmの針穴が3つ着いており、それぞれ露光することにより35mmフィルム(含むパーフォレーション部)に180°の画角で写しこむことができるパノラマ・ピンホールカメラです。また、フィルムの巻き上げを調整して360°の大パノラマ写真を作成したり、フィルム1本丸ごと切れ目のない走馬灯のような「コラージュ写真」を作ることもできます。単なるブリキ製のクッキー缶から画像処理ソフトも使わずに現れる幻想的な写真をお楽しみください。昨年8月1日に発売し大好評を博しておりますブローニー判のPinhole Blender 120と基本性能は全く同じですが、一回り小型化し持ち運びも便利になりました。また、コストダウンも図り、お求め安い価格が実現しました。

Garden Walk” 撮影: Chris Peregoy (Pinhole Blender社社長)

(株)エー・パワーは日本ポラロイド(株)の前 産業映像部長 安藤芳浩氏が在職中に培ってきたHolgaやピンホールカメラを中心とするトイカメラ・ホビーカメラ事業をさらに発展させるべく同社より分離独立、2005年4月6日付けで設立されたベンチャー企業です。

Pinhole Blender社のChris Peregoy氏は1981年UMBC(メリーランド州立大学ボルチモア校)卒業後、写真家として南北アメリカ及びヨーロッパで活動。1992年より針穴写真を開始。1999年には芸術学修士課程終了。そして2002年、彼の独自のアイデアであるパノラマピンホールカメラを製造・販売すべくPinhole Blender社を設立しました。

35mmカメラは日本のほとんどのメーカーが撤退を余儀なくされ35mmフィルムの継続性すら危ぶむ声が出てきております。かかる中、35mmフィルムの需要拡大を図り、銀塩写真文化の保護育成のため、今後も新製品の日本市場投入に全力を尽くしてまいります。

■本資料に関するお問い合わせ先

潟Gー・パワー 広報担当 安藤     TEL/FAX:04-2923‐5234

E-mail: info@doctor-and.com
URL:www.doctor-and.com

Pinhole Blender 35の特長

     軽量コンパクト

  重さわずか187gと軽量設計

     スチール製

     アウトドアユースに最適

     パノラマ・コラージュ撮影

  0.3mmの針穴を3個搭載、同一場所で撮影してもよし、場所を変えてもよし。3つの針穴が
微妙にオーバーラップする幻想的な作品に仕上がります。

     Pinhole Blender 35の主な仕様

材質:                     金属製

ピンホール径:          0.3mm (3個)

寸法:                     直径17.0cm X 高さ4.7cm(突起部含まず)

重さ:                      187g

絞り:                      F200

焦点距離:               60mm

画角:                     約60°X 3 (但し多重露光による画像のオーバーラップあり)

三脚ネジ穴:             JIS準拠

フィルムタイプ:          35mm (135)

フィルムフォーマット:  24mm X 96mm(パーフォレーション部まで写り込み可能)

*日本語取扱説明書・保証書(1年)付き

     税込希望小売価格:   12,600円

     初年度販売目標:      1,000台