ポラロイドフィルムの期限は何で決まる?ネガの寿命? | |
ブッブー!さにあらず!ポラロイドフィルムの寿命は「現像液」の寿命じゃ!ポッド(現像液が入っている袋)には強アルカリの現像液が入っておるのじゃ。これをローラーで潰して現像するわけじゃが、このポッドの口は熱圧着で封印しておる。この熱圧着のノリが溶けた時がポラロイドフィルムの寿命じゃ! | |
ポッドの口が開いてしまうとどうなるの? | |
現像液が空気に触れるため、急激に中和が始まるのじゃ。強アルカリが中和すると現像はできん。また、現像液が乾燥するため、現像液がネガ面全域に行き渡らず、現像ムラや端欠けを起こすのじゃ! | |
ではどうすればこのノリが長持ちするの? | |
常時25℃以下に保存することじゃ!ちなみにポラロイドフィルムはコンテナ船で運ばれる場合、通常でも17℃、冷蔵保存が必要な場合(使用期限を延ばす場合)は7℃の冷蔵コンテナで運ばれるのじゃ!自宅では冷蔵庫の野菜室(10℃以下)に保存することをお奨めする。但し、使用する2時間前には冷蔵庫から出し常温に戻してから使うのじゃ! | |
「冷凍」保存すれば半永久的に保存できるのでは? | |
冷凍保存は絶対やってはいかん! 理由1: 現像液が凍ると二度と使い物にならん! 理由2: モノシートの場合はカセットに内蔵されている電池が死ぬ! |
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最適な環境で保存したとして期限切れ後いつまで使えるの? | |
フィルムの当たり外れもあるのじゃが、マックス3年間は何とかなるじゃろう。その間にフィルム再生産が実現することを祈ろうではないか! |
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