とお伝えしたところ、SPJ幹部より「僕らは阻止活動なんてしてません！」と猛烈な

抗議を受けてしもうた。ここにお詫びして訂正したいと存ずる。彼らの署名活動は

確かにImpossible ProjectにMarwan Sabaという最大のパトロンを迎えることが

できたこと、またイルフォードの技術供与を受けることができたという意味では大い

に貢献したと思う。当初はフジに作ってもらうだとか日本ポラロイドに止めるのを止

めさせるのが目的だったように思うが結果オーライということじゃ。さて、いかなる

フィルムが出てくるかはまだ不明じゃが、生産されることだけは確実になってきた。

SPJに期待することは出てきたフィルムを如何に一人でも多くのポラロイドファンに

普及させるかということじゃ。売値にして15〜20ユーロとのことじゃし、日本国内で

販売する際は3,000円前後になる可能性が高い。はたしてモノクロで3,000円が通

用するじゃろうか？もう10年も前の話じゃが、日本ポラロイドで「600B&W」を発売

したが全く売れず、毎月毎月何千本も廃棄したのじゃ。Impossible Projectが第1弾

として発売するモノクロ600フィルムも似たような結果になるのではないかと不安で

ならん。業務用ユーザーはだれも買わんからのう、、、まあ第1段は単なる『客寄せ

パンダ』としてノイズを上げるには充分な存在にはなるじゃろうが、正真正銘カラー

の600フィルムが出るまでの資金が続くかどうか、、、投資家に投資を続けさせられ

るか否かはもはや署名の数ではなく販売実績じゃからのう、、、

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