Pinhole Blender解説

このカメラは、0.3mmの針穴を3つ使って被写体ををパノラマ・コラージュに仕上げる全く新しいカメラスタイルです。使い方は至って簡単ですが、まずはこの解説をお読みになり、このわくわくするような古くて新しいカメラの使い方(フィルム装填の、巻き上げ、そして撮影方法)を学んでください。 あなたはすぐにピンホールブレンダーの虜になるでしょう。更に詳しい情報やギャラリーは下記サイトをご覧ください。

針穴が前方に向けられている状態を正面としてカメラを持ってください。 供給用の120/220ロールフィルムを向かって右側に装填します。 巻き取りスプールは左側に装填します。 フィルムを巻き上げるために紙のリーダーを巻き取りリールに留めてください。フィルム送りノブ(巻き取りスプール側)は時計回りに回します。 つまみに付いている銀色の線を目印としてください。 フィルム側面の120/220START ARROWが中央の筒にあたる直前までは明るい場所でフィルムを巻きあげることができます。 ふたを閉じる前に、供給用と巻き取り用スプールの上にスプールアダプターノブを挿してください。 銀色の線があるノブは巻き取りスプール側(左側)に装着します。

フィルムが適切に巻き取られるように、カメラ蓋の縁に記されたくぼみと缶の継ぎ目を一直線に合せてください。

フィルムを巻き上げる際は、まず最初に、供給側のスプールを回しフィルムの巻きを緩めてください。そして、次に、巻き取り側のスプールで緩みを直してください。




次のコマにかからないように6X12のコマを撮影するには360°を3回、完全に巻き上げてください。120フィルムで4コマ、220フィルムで8コマ撮影することが出来ます。

スタートマークが中央の筒にあたる直前から1コマ目が撮影可能にまるまで、巻き取りノブを時計回りに360°を8回、完全に巻き上げてください。

走馬灯のように1枚の連続する画像を1枚のロールフィルムに撮影するには360°を2回、完全に巻き上げてください。120フィルムで360°を12回転、220フィルムで24回転させると1本が撮り終わります。

3つあるピンホールはどのような組み合わせで使っても構いません。1、2、3をいっぺんに撮ってもよし、順番に撮ってもよし。また、同じ場所で撮っても、場所を変えてもよし。さらに1コマ撮って次のコマ送りを360°2回転だけさせ、カメラを同じ場所で180°回転させて撮ると、1枚の完全な360°パノラマ写真を撮ることが出来ます。

磁石カバーを取り外して撮影します。ISO100および400フィルム用の露出ガイドが同梱されていますので、缶の繋ぎ目辺りに貼ってご使用ください。必要に応じて露出を修正する場合は、露出換算表を参照してください。


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Pinhole Blenderが12月13日放送のNHKおはよう日本「まちかど情報室」に登場! 
その模様はこちら


写真工業2006年4月号の記事はこちら

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